【用語集に記載の内容について】

用語集に記載されているメソッドや関数の引数は、VBAエキスパート試験の試験範囲に基づいており、すべての引数を網羅しておりません。 また、書式は公式テキストの記載に準じています。
試験範囲外の引数や詳細については、ヘルプ機能やオブジェクトブラウザーをご参照ください。

【コードをコピーして実行する場合の注意】

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シートのAddメソッド

名称シートのAddメソッド
説明
ブックに新規シートを挿入します。
書式
Sheets.Add(Before, After, Count, Type)

Before[省略可能]:シートを指定
After[省略可能]:シートを指定
Count[省略可能]:追加するシートの枚数を数値で指定
Type[省略可能]:追加するシートの種類を指定

Beforeを指定すると、指定したシートの手前(左)にシートが挿入されます。
Afterを指定すると、指定したシートの後ろ(右)にシートが挿入されます。
Countを省略すると、1枚挿入されます。
Typeを省略すると、ワークシートが挿入されます。

BeforeとAfterは同時に指定できません。
BeforeとAfterの両方を省略すると、新規シートがアクティブシートの左に挿入されます。
コード例①
Sub Macro1()
    Worksheets.Add Before:=Worksheets("Sheet1")
End Sub

Sheet1の左にワークシートを1枚追加します。
コード例②
Sub Macro2()
    Worksheets.Add After:=Worksheets("Sheet1")
End Sub

Sheet1の右にワークシートを1枚追加します。
コード例③
Sub Macro3()
    Worksheets.Add Count:=2
End Sub

アクティブシートの左にワークシートを2枚追加します。
コード例④
Sub Macro4()
    Dim ws As Worksheet
    
    'オブジェクト変数に新規シートを格納
    Set ws = Worksheets.Add(Before:=Worksheets("Sheet1"))
    
    '新規シート名を表示
    MsgBox ws.Name
End Sub

オブジェクト変数にAddメソッドで挿入した新規シートを格納し、新規シート名をメッセージボックスに表示します。

挿入した新規シートのオブジェクト変数への格納はスタンダードの学習範囲です。
カテゴリベーシック・スタンダード