【用語集に記載の内容について】
用語集に記載されているメソッドや関数の引数は、VBAエキスパート試験の試験範囲に基づいており、すべての引数を網羅しておりません。
また、書式は公式テキストの記載に準じています。
試験範囲外の引数や詳細については、ヘルプ機能やオブジェクトブラウザーをご参照ください。
【コードをコピーして実行する場合の注意】
文字コードの関係上、半角の「￥」は「/」で表示されるため、当サイトでは全角の「￥」で記載しています。当サイトのコードをコピーして実行する場合は、全角の「￥」を半角の「￥」に変換してください。
ブックのSaveAsメソッド
| 名称 | ブックのSaveAsメソッド |
|---|---|
| 説明 | ブックに名前を付けて保存します。 |
| 書式 |
ブック.SaveAs(Filename) Filename[省略可能]：ファイルのパスを文字列で指定 ファイルのパスは"C:￥Book1.xlsx"のように、ダブルクォーテーションで囲みます。 |
| コード例① |
【アクティブブックに名前を付けて保存する】
Sub Macro1()
ActiveWorkbook.SaveAs Filename:="C:￥Test￥Book1.xlsx"
End Sub
SaveAsメソッドを使用して、アクティブブックを指定したファイルパスで名前付けて保存します。 マクロを実行すると、アクティブブックが「C:￥Test￥Book1.xlsx」という名前で保存されます。 |
| コード例② |
【既に名前を付けて保存されているブックを別の名前で保存する】
Sub Macro2()
Workbooks("Book1.xlsx").SaveAs Filename:="C:￥Test￥Book2.xlsx"
End Sub
既に名前を付けて保存されているブックに対し、SaveAsメソッドを実行すると、ブックを別の名前で保存します。 マクロを実行すると、Excelで開かれているブック「Book1.xlsx」が「C:￥Test￥Book2.xlsx」という名前で保存されます。 |
| コード例③ |
【引数名を省略】
Sub Macro3()
ActiveWorkbook.SaveAs "C:￥Test￥Book1.xlsx"
End Sub
指定する引数の位置が一致しているときは「引数名:=」を省略できるというルールがVBAにはあります。 「ActiveWorkbook.SaveAs "C:￥Test￥Book1.xlsx"」は、引数「Filename」と「:=」を省略した記述です。 省略しなかった場合は、 「ActiveWorkbook.SaveAs Filename:="C:￥Test￥Book1.xlsx"」となります。 マクロを実行すると、マクロを実行すると、アクティブブックが「C:￥Test￥Book1.xlsx」という名前で保存されます。 |
| カテゴリ | ベーシック |