【用語集に記載の内容について】
用語集に記載されているメソッドや関数の引数は、VBAエキスパート試験の試験範囲に基づいており、すべての引数を網羅しておりません。
また、書式は公式テキストの記載に準じています。
試験範囲外の引数や詳細については、ヘルプ機能やオブジェクトブラウザーをご参照ください。
【コードをコピーして実行する場合の注意】
文字コードの関係上、半角の「￥」は「/」で表示されるため、当サイトでは全角の「￥」で記載しています。当サイトのコードをコピーして実行する場合は、全角の「￥」を半角の「￥」に変換してください。
FileCopyステートメント
| 名称 | FileCopyステートメント |
|---|---|
| 説明 | 指定されたファイルを、指定されたコピー先へコピーします。 コピー先のフォルダに、コピーするファイルと同名のファイルが存在する場合は、ファイルのコピーは実行され、上書きされます。 このとき、ファイルを上書きするかどうかの確認メッセージは表示されません。 |
| 書式 |
FileCopy コピー元のファイルのパス, コピー先のファイルのパス コピー元のファイルのパス：パスを文字列で指定 コピー先のファイルのパス：パスを文字列で指定 パスは「"C:￥Test￥Book1.xlsx"」のように、ダブルクォーテーションで囲みます。 |
| コード例① |
【ファイル名を変更せずにコピー】
Sub Macro1()
FileCopy "C:￥Test￥Book1.xlsx", "C:￥All￥Book1.xlsx"
End Sub
マクロを実行すると、フォルダ「C:￥Test」のブック「Book1.xlsx」をフォルダ「C:￥All」にコピーします。 |
| コード例② |
【ファイル名を変更してコピー】
Sub Macro2()
FileCopy "C:￥Test￥Book1.xlsx", "C:￥All￥Book2.xlsx"
End Sub
マクロを実行すると、フォルダ「C:￥Test」のブック「Book1.xlsx」をフォルダ「C:￥All」に「Book2.xlsx」という名前でコピーします。 |
| コード例③ |
【コピー先に指定したフォルダが存在しない場合】
Sub Macro3()
'コピー先のフォルダ「C:￥All」は存在しない
FileCopy "C:￥Test￥Book1.xlsx", "C:￥All￥Book1.xlsx"
End Sub
コピー先のフォルダが存在しない場合は、エラーが発生します。 マクロを実行すると、コピー先のフォルダ「C:￥All」が存在しないため、エラーが発生します。 |
| カテゴリ | スタンダード |